東京都は5月11日、木造住宅密集地域の不燃化促進のため、対象地域内で住宅を建て替える際の利子補給助成を発表した。自己資金では建て替えが困難な都民向けに、融資を受けた場合10年間1%相当の利子補給を行う。募集戸数は30戸。
対象地域は(1)防災都市づくり推進計画で指定する整備地域(2)「不燃化特区」と言われる防災都市づくり推進計画で指定する重点整備地域(3)東京都木造住宅密集地域整備事業地区。延床面積は80m2~175m2で、敷地面積は私道部分除き原則100m2以上。もし取り壊す前の住宅の延床面積が175m2以上の場合は、280m2を上限とする。
都が紹介する金融機関での融資を受ける。融資限度額は(1)都融資紹介の毎年の償還額が申込時年収の30%以内となる融資額(2)建て替え費用の90%(3)4590万円-の3つのうちで最も低い額とする。5月18日~2021年2月26日まで受け付けるが、募集戸数に達したら締切となる。
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