国土交通省が11月29日に発表した、2010年度下半期の建築物リフォーム・リニューアル工事の受注高は、住宅関連が1兆6256億円と前年同期比7.2%増加した。非住宅建築物関連は2兆5526億円(同10.6%増)で、合計4兆1782億円(同9.3%増)だった。住宅のうち戸建て住宅では、劣化や壊れた部位の更新・修繕が最も多かったが、次いで、省エネルギー対策、バリアフリー対応の受注件数が多かった。
工事部位別では、住宅関連は内装、給水給湯排水衛生機器設備の工事が多い。
10年度全体の受注高は、住宅関連工事が前年度比2.2%増の3兆0217億円で、全体では同7.8%増の8兆3675億円だった。