OMソーラー(静岡県浜松市)は、全館空調システムをグレードアップさせるという2製品を発売する。
1つは、同社の全館空調システム「OMX(オーエムエックス)」「Passiv Aircon(パッシブエアコン)」に搭載する専用の電子式空気清浄ユニット「OM e FILTER(オーエム イーフィルター)」。トルネックス(東京都中央区)と共同開発した。
採用する電子式集塵フィルターは、PM2.5より小さいタバコの粉塵(0.5μm以下)をキャッチし、湿度やフィルターの汚れに応じて最適運転。1台で家じゅうの空気を清浄化するため、各居室に空気清浄機を設置するよりも省エネ・低価格だとし、条件さえ合えば既存システムへの後付けにも対応する。
もう1つの新商品は、「パッシブエアコン」専用の全熱交換換気システム「PAtH(パス)」で、温度・湿度の全熱交換効率は80%(100m3/h時)。これを組み合わせることで、換気による熱ロスを低減して省エネ性を高めるとともに、調湿機能により夏のジメジメや冬の過乾燥を防ぐ。
天井または床下に設置し、パッシブエアコンのダクトを利用するため二重配管は不要。
詳細はこちら(オーエムイーフィルター、パス)
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