アイカ工業(名古屋市)は4月30日、2020年3月期の決算を発表した。連結決算は、売上高が前期比0.1%増の1915億100万円、営業利益が0.1%増の208億5000万円、経常利益が0.4%増の213億3300万円、純利益が同4.4%減の127億3200万円だった。
化成品事業における建設樹脂系商品では、内外装仕上げ塗材「ジョリパット」が前年を上回ったものの、それ以外は減少。
建装建材事業においては、メラミン化粧板が国内の非住宅着工面積の減少により前年を下回ったものの、インドやインドネシアでの販売量が増えたとする。また、中国の化粧板商社・ソイスが連結実績に入り、全体の売上に寄与した。
今後の見通しとしては、新型コロナウイルスの影響により合理的な業績予想が難しいことから「未定」とした。
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