コンテナ建築・ホテル事業のデベロップ(千葉県市川市)は、移設が可能な宿泊施設「レスキューホテル」を開発。このほど政府・長崎県等から要請を受け、長崎市に停泊中のクルーズ船の新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として、4月27・28日に千葉県成田市・栃木県足利市から全50室のレスキューホテルを三菱重工業長崎造船所敷地内に移送した。
レスキューホテルとは、平時にはホテルの客室、非常時には被災地に移設して仮設宿泊所として利用できるソリューションサービスのこと。車輪のついたシャーシ上にコンテナを配置する「車両型」と地面に固定する「建築型」の2種類があり、今回は車両型を出動させた。
医療拠点に隣接設置できる、3密の発生を防ぐ、配置・増減が可能といった特徴を生かし、今後はドライブスルー検査拠点への活用も期待されるとする。
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