国土交通省は5月1日、2020年3月末現在の建設業許可業者の現況を調べた「建設業許可業者数調査」の結果を発表した。全国の建設業許可業者数は前年度比4162業者増(0.9%増)の47万2473業者となり、2年連続の増加を記録した。
建設業許可業者数が47万台となったのは2015年3月末時点以来5年振り。一方、最も多かった2000年3月末時点と比較すると、12万8507業者の減少(21.4%減)となっている。
業種別に見ると、許可を取得している業者が多い上位3業種は、「とび・土工工事業」(業者数=17万1511業者)、「建築工事業」(同=15万676業者)、「土木工事業」(同=13万854業者)だった。前年同月に比べて取得業者数が増加した許可業種は25業種で、増加数の上位3業種は、「解体工事業」(増加数・増加率=1万2656業者・29.3%)、「とび・土工工事業」(同=2820業者・1.7%)、「内装仕上工事業」(同=2250業者・2.9%)だった。
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