ダイキン工業(大阪市北区)は4月30日、男⼥500人を対象に実施した「換気に対する実態調査」(調査期間=4月24日~4月26日)の結果を発表した。
「直近3カ月で、以前と比べて、換気に対する関心は高くなりましたか」と質問したところ、「高くなった」との回答が79.2%。また、「あなたの家では、換気ができていると思いますか」との質問では「十分できている」「どちらかというとできている」との回答が合計74.5%となった。これらの結果について、同社は「コロナ禍での『換気』への関心の高さがうかがえる」と指摘した。
一方、「2003年以降に建てられた住宅に必ず設置されている『24時間換気システム』を使用していますか」と質問したところ、「使用していない」「わからない」との回答が合計55.8%。また、「『ほとんどのエアコンは換気ができない』ということを知っていましたか」という質問では、「知らなかった」との回答が54.4%だった。さらに、「上手な換気の方法を知りたいと思いますか」という質問に対して77.5%が「はい」と回答した。
同社はこうした結果から、「上手な換気の方法」を正しく伝えることの重要性を指摘。4月10日に公開したWEBサイトコンテンツ「上手な換気の方法」では、英語版となる“Expert Ventilation Methods”も作成し、日本語・英語版のPDFファイルのダウンロード提供を開始した。
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