ナック(東京都新宿区)は4月27日、100%子会社で注文住宅事業を手がけるsuzukuri(東京都新宿区)を8月1日付で吸収合併すると発表した。
suzukuriはアウトドア雑誌など様々な企業とコラボレーションし、低価格帯を中心にデザインや機能性にこだわった注文住宅事業を展開している。ナックは工務店向けに建築コンサルティング事業を展開しており、suzukuriの独自性のあるパッケージ商品を工務店に提供することで、同事業の強化につながると判断し、今回の決定に至った。
ナックは2月にヤマダ電機子会社のヤマダホームズ(いずれも群馬県高崎市)から、工務店が加盟する住宅FCのエースホーム(東京都新宿区)を買収。一方で、注文住宅事業子会社のレオハウス(東京都新宿区)をヤマダ電機に5月に売却する予定としているなど、建築コンサルティング事業を強化し注文住宅事業の整理を進めている。suzukuriのノウハウはエースホームの展開にも生かしていく方針としている。
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