国土交通省は4月27日、今年3月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は0.6%の不足となり、不足幅は前月から0.1ポイント縮小。東北地域では過不足率0.0%で均衡していた。
職種別の状況では、型わく工(建築)、鉄筋工(建築)以外の職種で不足となった。不足が最も大きかったのは配管工(1.4%)だった。地域別では、東北で均衡、北陸と中国で過剰、その他の地域で不足となった。不足率の最大は九州(1.1%)、ついで関東(0.9%)、北海道(0.7%)、四国(0.6%)などとなった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、3月10日~20日までの期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1555社の手持現場7901カ所、一般工2万3601名を対象として調べたもの。
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