GA technologies(東京都港区)は4月24日、同社が運営する不動産投資サービス「RENOSY ASSET マンション投資」において、不動産売買契約の完全非対面化を実現したと発表した。4月の試験運用を経て、5月から同社の全拠点(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)にて運用を開始する。
顧客が専用URLから提案資料を見られるプレゼンテーションツールやIT重説といったオンラインシステムの活用に加え、不動産売買契約に必要な書類を交付する体制を構築することで、不動産投資の面談から売買契約までをすべて在宅で行えるようにした。また、同社グループ会社が提供する住宅ローンプラットフォーム「MORTGAGE GATEWAY by RENOSY」を導入する金融機関での融資を利用する場合は、投資用ローンの申し込み・審査手続きもオンラインで行える。
同社ではこれまでも、利便性の向上を目的に、顧客と対面して行う必要のある不動産売買契約をオンラインで行えるよう取り組んできた。3月には新型コロナウイルス感染拡大の状況に鑑み、契約前の不動産投資面談をオンライン体制へ移行。このほど、郵送での書面交付を用いて、契約行為も非対面化する方法の運用を決定した。
同社によると、3月におけるオンライン面談数は、前月比で約5倍に増加したという。
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