国土交通省は4月24日、インフラや地盤データなど計22万件のデータを地図上に表示する「国土交通データプラットフォーム1.0」の一般公開を開始した。今後、民間の協力も仰ぎながら、エネルギーや交通などのデータを組み合わせて充実させる方針としている。
国土交通データプラットフォームでは様々なデータをAPIで連携させ、国交省の施策の高度化以外にも民間などへのイノベーション推進にも役立てることを狙う。今回「1.0」ではインフラ関連のデータ約8万件とボーリング結果などで得られた地盤データ約14万件の計22万件を地図上に表示した。
国交省では今後、エネルギーや交通、人の流れなど民間からもデータの提供を求め、インフラの維持管理の高度化やモビリティサービスの充実、防災や都市環境改善、物流の効率化などの推進に活用されることを図る。現在はデータを一般に公開しているが、民間からのデータ提供が進めば、限定した公開も検討しているという。
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