長引く臨時休校と外出自粛で、親や子どものストレスが増している。そんな中、ナンバホーム(愛知県尾張旭市)では、新型コロナウイルス感染拡大の影響で外出できない子どもたちに向け、「お家で楽しむ木工教室」を企画・実施した。
同社は「今、自宅で楽しんでもらうために何ができるか。モノづくりの楽しさや難しさをパパやママと一緒に体験してもらいたい」との思いから同企画を考案。“木の椅子”作成セット1000キットを用意し、無料でプレゼントした。当初、4月15日から30日までを応募期間として受け付けをスタートしたところ、予想を上回る申し込みがあり、一週間ほどで用意した1000キットを完配。応募を締め切った4月24日からはスタッフが一丸となって配送作業に取り掛かった。
代表取締役の難波孝憲さんは、「この取り組みが同業工務店さんの社会貢献のヒントになれば幸い。皆さんと共に、家にいる子どもたち、家族を笑顔にできたら嬉しい」と思いを語った。
木の椅子の作り方は、同社ホームページ上の動画にてその作成手順を公開している。
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