ダンドリワークス(滋賀県草津市)は4月、建築現場における職方の入退場管理をスマートフォン上で行うことができるアプリ「DandoLi Time(ダンドリタイム)」の提供をスタートした。ヤマダホームズ(群馬県高崎市)の協力を得て開発した。
職方が入退場する際に、スマホを使って「現場名」「出勤」をタップするだけで、現場における「だれが・どこで・いつからいつまで」の入退場情報を記録できるシステム。
また元請け業者は、自社の従業員ではない職方の労災保険料を負担する際の算定(実質賃金方式)に必要な入退場記録・賃金の管理にも使うことができる。通常はこれらの情報を把握できないために、労災保険料の負担額が大きい特例(みなし賃金方式)で算定される。
それが、今回のアプリを使うことで実質賃金方式の採用が可能になるため、元請け業者にとっては、労災保険料の適正な支払いと負担減を両立することができる。
料金は、30アカウント1万円、100アカウント1万5000円、200アカウント2万円。
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