ソニー生命保険(東京都千代田区)はこのほど、2020年春から働き始める社会人1年生、または就職してから1年が経つ社会人2年生を対象とする意識調査を実施し、その結果を発表した。マイホームを購入する年齢の計画を立てているか尋ねたところ、35.5%が「計画を立てている」と回答。「(購入したいが)計画は立てていない」が39.4%、「購入したいと思わない」が23.8%、「すでに購入している」が1.3%だった。マイホームを購入したい年齢の平均は「36.0歳」となった。
マイホーム購入以外のライフイベントについては、結婚したい年齢の平均が「30歳」、子どもを持ちたい年齢が「32歳」、マイカーを購入が「31歳」、リタイア生活開始が「60.8歳」となった。
社会人1年生に初任給の使い道を尋ねたところ、「貯蓄に回す」(58.2%)との回答が最多。次いで「生活費に充てる」(40.6%)、「親への贈り物を買う」(34.2%)となった。同様の質問を社会人2年生にしたところ、最も多かった回答は「貯蓄に回す」(40.8%)。次いで「生活費に充てる」(37.6%)、「自分にちょっと良いものを買う」(28.8%)となった。
社会人2年生に対し、社会人1年目の生活で貯蓄した金額を尋ねたところ、「10万円~20万円未満」(25.0%)や「100万円以上」(22.4%)に回答が集まった一方、「0円」(16.6%)との回答も見られた。平均額は「45万円」だった。
社会人2年生が考える30歳時点の目標貯蓄額の平均は「614万円」。目標年収額の平均は「490万円」となった。
調査期間は3月4日~9日。全国の20歳~29歳(社会人1年目・2年目)の男女1000人を対象に、インターネット調査を実施した。
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