国土交通省は4月23日、BIM導入のメリットの検証等に試行的に取り組む民間事業者等を支援する、2020年度「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業」の提案募集を開始した。
同事業では、建築BIM推進会議で策定された「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第1版)」に沿って、設計・施工等のプロセスを横断してBIMを活用する建築プロジェクトにおいて、BIM導入の効果検証や課題分析等を試行的に行う優れた取り組みの提案に対し、国が検証等に要する費用を補助する。補助額は5000万円以下。応募期限は6月1日。
採択事業は、同事業の事務事業者である市浦ハウジング&プランニングが設置する学識経験者からなる審査委員会の審査結果を踏まえ、6月中旬頃に同省が決定し、応募者に通知する予定。
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