みんなのマーケット(東京都品川区)はこのほど、同社が運営する水回りリフォームやハウスクリーニングなどの出張サービスプラットフォーム「くらしのマーケット」のリフォームカテゴリの商品が工事費を含めたリフォーム価格で表示されるよう仕様変更した。これにより、ユーザーは見積もりを取ることなく商品を比較検討できるようになり、これまでよりもスムーズにリフォーム依頼ができるようになった。
これまでもトイレリフォームはこの仕様に対応していたが、今回のリニューアルで給湯器、浴室換気扇、洗面台、ビルトインコンロ、IHクッキングヒーター、食洗機の6カテゴリーも同様の仕様になった。各カテゴリのサービス一覧ページから商品を選択し決定すると、対応可能な事業者が工事費込みの商品の値段とともに表示される。 ユーザーは見積もりを取ることなく作業料金を事前に把握でき、希望のリフォームをオンラインで依頼することができる。
外出自粛で自宅で過ごす時間が増えたことで、くらしのマーケットでは今まで手が付けられなかった部屋やベランダのクリーニング、クロスの張り替え、インターネットやテレビの配線工事などのリフォーム依頼が急速に伸びているという。これらの需要に応えて同サイトでは需要の高いカテゴリをまとめた特集ページを設けている。また、新型コロナウイルス対策が取られている出展者の検索機能も追加し特集ページで紹介している。
同社では「ネット上でユーザーから直接依頼を受けることができるため、新型コロナウイルス感染拡大の影響でこれまでのような営業活動ができずに悩む工務店やリフォーム事業者にぜひ事業者登録をして、受注につなげて欲しい」と話す。
現在、暮らしのマーケットには3万3000店舗を超える事業者が出店している。
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