アイリスオーヤマ(仙台市)は4月22日、政府からの要請に対応するため、稼働準備を進める宮城県角田工場のマスク生産能力を当初計画の6000万枚/月から1億5000万枚/月に増強すると発表した。政府の「国内投資促進事業費補助金」を活用することで設備投資を拡大する。稼働時期は7月予定。
また、マスクの重要資材である不織布(メルトブロー、スパンボンド)の中国における価格高騰の影響も考慮し、同工場内に資材製造設備を新たに導入することで内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直す。
今回の国内マスク生産設備増強により、中国2拠点(大連・蘇州)の工場と合わせて日本国内に2億3000万枚/月を供給できる体制を構築する。
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