野原グループのBIMobject Japan(東京都新宿区)は4月21日、クラウドサーバー上のデジタルコンテンツプラットフォーム「BIMobject Cloud」において、建材、設備、家具などの新製品と抗ウイルス製品を対象とした「掲載無料サービス」を開始した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が拡がるなか、同サービスを通じて、メーカー、設計/建設会社の事業継続計画(BCP)実行をバックアップする。提供期間は9月30日まで。
同サービスでは、新型コロナ感染拡大防止対策により新製品発表の場に困っている、または抗ウイルス製品を展開する建材メーカーを対象に、2019年度および2020年度の新製品(建材、設備、家具など)と抗ウイルス製品を最大10アイテムまで「BIMobject Cloud」に無料掲載できる。CADデータ、PDF、画像データなど、BIMオブジェクト以外のデータも幅広く対象とする。「BIMobject Cloud」上の製品ページも無料作成できる。なお、掲載後に利用できる機能は通常の有償契約版に比べて一部制限があるものの、メイン機能はすべて利用可能となる。
新型コロナにより都市封鎖や外出規制が決行されている欧州などでは、「BIMobject Cloud」上からのBIMオブジェクトダウンロードが2月からの約2カ月間で約200%の成長率を記録しているという。
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