大東建託(東京都港区)は4月20日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、政府の「緊急事態宣言」が同月16日付で全国に拡大したことを受け、当面の期間、原則として施工現場を一時閉所する方針を発表した。各現場の状況を踏まえ、発注者であるオーナーや入居申し込み者、施工に従事する協力会社とも十分に協議・調整を行い、理解を得た上で進める。
今後、全国約1750カ所の施工現場のうち、協議が整ったものから順次閉所する。また、やむを得ず工事を継続する場合は、感染拡大の防止対策として、作業員の健康状況把握(入場時検温、聞き取り等)、作業員入場履歴の把握、作業場所の衛生管理と環境保全 (作業場の換気、作業員間の距離確保、消毒液設置など)を徹底する。
工事再開については5月6日以降の状況を見て決定する。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。