国土交通省は4月17日、2020年度「サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)」の企画提案の募集を開始した。IoT技術等の活用による住宅の市場価値及び居住・生産環境の向上等に係る先導的な技術の普及啓発を図るため、住宅関連事業者が取り組むリーディングプロジェクト(「次世代住宅プロジェクト2020」)を支援するもの。
主な事業要件は、(1)IoT技術等を活用した住宅等であること、(2)2020年度に事業着手するもの、(3)「IoT技術等を活用した次世代住宅懇談会とりまとめ」を踏まえたものであること。補助対象費用は、調査設計計画費(IoT技術等を活用した設計に係るシミュレーション費用など)、建設工事費(先導的なIoT技術等の導入に係る費用等)、マネジメントシステムの整備費用、効果の検証等に要する費用等。補助率は補助対象費用の2分の1。補助限度額は1プロジェクトあたり5億円。
採択事業は、学識経験者等からなる「サステナブル建築物等先導事業(次世代住宅型)評価委員会」による評価結果を踏まえて同省が決定し、7月を目処に公表する予定。
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