東日本不動産流通機構(東日本レインズ、東京都千代田区)は4月17日、首都圏における2019年度の不動産流通市場の動向を発表した。中古戸建て住宅の成約件数は前年度比1.6%増の1万3080件で、2年連続で増加し2016年を上回り過去最高となった。価格は0.2%増の3117万円で、2年ぶりの上昇。土地面積は0.05%増の145.59m2、建物面積は0.7%減の104.73m2。
新築戸建て住宅の成約件数も2年連続増加で、2018年度の過去最高を更新する7.8%増の5913件となった。価格は0.5%増の3503万円で、3年ぶりに上昇した。土地面積は0.5%増の122.93m2、建物面積は0.5%増の98.74m2。
土地(100~200m2)の成約件数は7.6%減の5692件で2年ぶり減。m2単価は2.0%減の19.68万円で、価格は2.5%減の2847万円。中古マンションの成約件数は0.8%増の3万7912件で、2年連続上昇で2018年度の過去最高を更新した。m2単価は3.8%増の53.95万円、価格は3.7%増の3478万円で、いずれも7年連続の上昇で、m2単価はこの間に40.5%上昇している。専有面積は0.1%減の64.46m2。
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