LIFULL(東京都千代田区)と和歌山県紀の川市は4月15日、紀の川市の地域経済の活性化を目的に、空き家等の利活用等を通じた地域活性化連携協定を締結した。
LIFULLグループが運営する「LIFULL HOME’S空き家バンク」を活用して、同市の空き家情報を集約、全国に発信するなど、空き家の利活用を軸とした地域おこしを支援していく。同協定では、物件活用のための人材育成や民泊の受け入れ環境づくりなどを推進し、遊休不動産活用による移住・定住施策の充実を目指す。専門的知識や情報ネットワークを持つ同社と連携・協力することで、空き家・空き店舗等の利活用推進モデルを構築。地域社会、地域産業の発展に貢献していくという。
紀の川市では、人口減少や少子高齢化による地域経済の落ち込みと活力低下への懸念から、交流人口の増加や結婚および子育ての支援などを軸とした定住促進に関する事業を展開している。
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