アットホーム(東京都大田区)は4月16日、3月の全国主要都市の「賃貸マンション・アパート」募集家賃動向を発表した。同社の不動産情報ネットワークに登録され、消費者向けに公開された首都圏(1都3県)、仙台市、名古屋市、大阪市、福岡市の居住用賃貸マンション・アパートの募集家賃動向を調べたもの。
平均募集家賃は、名古屋市、大阪市、福岡市でマンション・アパートともに前年同月を上回った。東京都のマンションは、23区で全面積帯が上昇して最高値を更新。都下ではシングル向きが下落した。
面積帯別の平均募集家賃の前年同月比上昇率トップエリアは、マンションの30m2未満(シングル向き)が福岡市(+7.2%、3月平均家賃=4万9986円)、30~50m2(カップル向き)が東京23区(+6.6%、同=13万4436円)、50~70 m2(ファミリー向き)が大阪市(+8.6%、同=12万3728円)、70 m2以上(大型ファミリー向き)が名古屋市(+5.9%、同=14万1696円)。
アパートは、30m2未満が福岡市(+3.0%、同=3万7546円)、30~50m2が名古屋市(+3.4%、同=6万4745円)、50~70 m2以下が大阪市(+4.4%、同=9万6691円)だった。
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