AIを活⽤した賃貸不動産仲介の営業⽀援システム「ノマドクラウド」を展開するイタンジ(東京都港区)は4月16日、同システムにオンライン接客を目的としたビデオ通話機能を実装したと発表した。オンライン内見代行や、IT重説・契約での活用を想定する。同社は現在、同機能を先着50社に対し、1000分間無料で開放している。
「ノマドクラウド」は、全国約900拠点で導入されているという賃貸不動産仲介会社向けの顧客管理・自動追客システム。入居希望者の希望条件にあった物件情報を自動で配信する追客機能や、シンプルで使いやすい顧客管理(CRM)・営業管理機能、チャットやLINEでのコミュニケーション機能、入居希望者専用マイページの生成など、多くの機能を搭載する。
新たな「ビデオ通話機能」では、賃貸仲介事業者が「ノマドクラウド」の管理画面にある「ビデオ通話」ボタンをクリックすると、入居希望者にビデオ通話用のURLが自動で送信される。入居希望者は送られてきたURLをクリックするだけでビデオ通話が可能となり、専用のアプリなどをダウンロードする必要がない。賃貸仲介事業者は物件資料などを表示しながら来店時と変わらない接客が行える。入居希望者のオンライン来店/内見の予約は同システムのカレンダーからオンラインで設定できる。
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