ジャパンアイディアホーム(岡山市)はFC「優秀住宅研究会」で展開している定額制注文住宅「いろは.いえ」の防災パックを、5月初旬をめどに発売する。ライフライン途絶に備え太陽光発電や蓄電池などを搭載。通常商品より200万円程度の上乗せとなる見込み。
「いろは.いえ」は延床面積30坪で1680万円(税別)の定額制商品。防災パックでは出力2.3kWの太陽光発電システム、容量2kWhの蓄電池、制震装置、大雨時に威力を発揮する逆流防止弁や飛来物から窓を守るシャッターなどを設置する。また洪水を想定し、2階に蓄電池やキッチン、リビングを設置する。
蓄電池など防災関連設備の上乗せは500万円程度かかるケースが多い。ジャパンアイディアホームの取締役統括事業部長の大田康之氏は「2~3日間の停電に耐えられる家を税込み2000万円以内で実現したい」と説明。1680万円の通常仕様に200万円程度の上乗せとする予定だ。FC「優秀住宅研究会」は現在34社が加盟。年間約1000棟を施工している。
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