国土交通省は4月15日、南海トラフ地震等の発生に備え、様々な津波に対してハード・ソフトを組み合わせた総合的な対策を講じて減災を図る「津波防災地域づくり」において、2020年度当初予算の防災・安全交付金により効果的に実施されるハード整備の事例をとりまとめて発表した。北海道・蘭越町、静岡県・静岡市、愛知県・田原市、高知県・高知市の4地域の取り組みを紹介している。
同省は「津波防災地域づくり」において、ワンストップで部局横断的に支援する「津波防災地域づくり支援チーム」を設置するとともに、取り組みに必要な海岸保全施設や避難施設などの施設整備等に対応する防災・安全交付金の一部について重点配分等を行い、財政的にも応援している。
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