住宅金融公庫は、フラット35への優良住宅取得支援制度の導入にあわせて、技術基準の一部廃止を含めた改正を行う。適用は6月1日から。これにより、フラット35住宅技術基準の大部分が「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づく住宅性能表示基準と整合化した 。
廃止する基準例は、(1)すみ柱寸法12cm(通し柱であるすみ柱寸法13.5cm)以上、(2)土台寸法は柱と同寸、(3)一体のRC造の布基礎、(4)天井高さ2.3m以上(共同住宅の場合)、(5)バルコニー設備(共同住宅の場合)など。この改正は、フラット35のみに適用され、公庫融資には適用されない。