積水ハウス(大阪市)はこのほど、全国の住宅展示場375カ所および住まいづくりを学べる体験型施設「住まいの夢工場」5カ所の計380カ所において、再生可能エネルギー由来の電力導入を開始したと発表した。
同社は、固定価格買取制度(FIT制度)を終了したオーナー向けサービスとして、余剰電力を買い取る「積水ハウスオーナーでんき」を展開しており、今回同電力を事業用電力として活用。事業で使用する電力の再生可能エネルギー100%を推進する「RE100」の早期達成を目指す。
「積水ハウスオーナーでんき」の2月の買取量は全体で673MWh/月で、展示場および夢工場での電力使用量620MWh/月を上回っているため、同施設での再生可能エネルギー化が可能だとしている。同サービスの対象オーナーの加入率は約47%で今後も増加していくことが予想されることから、同社では事業所や生産拠点工場などへの再生可能エネルギー活用を推進していく予定。
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