LIFULL(東京都千代田区)が運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」は4月14日、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちに理解があり相談に応じてくれる不動産会社を検索できる「FRIENDLY DOOR」にて、新たなカテゴリー「シングルマザー・ファザー」「被災者」を追加したと発表した。
同社は、あらゆる人の“したい暮らし”を実現する取り組み「LIFULL HOME’S ACTION FOR ALL」を展開しており、「FRIENDLY DOOR」はその第一弾プロジェクト。これまでの検索カテゴリー「外国籍の方」「LGBTQの方」「生活保護利用者の方」「高齢者の方」に、今回新たに2つのカテゴリーが追加されたことで、より多くの人がサービスを利用できるようになった。現在(2020年3月時点)全国1000店舗以上の不動産会社を掲載しており、参加企業には同プロジェクトのステッカーを配布している。
LIFULL HOME’Sでは、国籍や人種、性別、ハンディキャップによって住まいの選択肢が限られてしまう「住宅弱者」が、自分らしく“したい暮らし”に出会える世界を実現するため、同取り組みを推進していくとしている。なお、一般のユーザーがDV被害者やホームレスなどの中から支援したい人を選び、代わりに LIFULL HOME’Sが支援団体に寄付する「えらんでエール」も第一弾プロジェクトとして同時に展開している。
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