イタンジ(東京都港区)は4月13日、同社が提供する不動産関連ウェブ申し込み受付システム「申込受付くん」による電子申込数が、2019年4月から2020年3月の1年間で12万件を突破したと発表した。
同システムでは、入居希望者が入力した情報や申し込みの進捗を、賃貸管理会社、賃貸仲介会社、家賃債務保証会社が共有。煩雑な手続きをデジタル化することで、申込書提出から審査、入居までの時短と効率化を実現する。また、入居希望者は複数の書類に共通する情報を何度も記入する必要がなくなる。同社は、新型コロナウイルスの影響でテレワークや非対面へのニーズが高まるなか、同システムの活用が急速に増加しているとした。
同システムの利用者3540人へのアンケートでは、75%以上が「紙よりウェブでの入居申し込みを希望する」と回答。家族や友人へ利用を勧めたいかについても、「遠方への引っ越しでも不動産屋へ行かなくてすむ」「書類を手書きするより楽」など、70%以上が勧めることに高評価をつけた。
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