VRクラウドソフト「スペースリー」を運営する、スペースリー(東京都渋谷区)は4月13日、新型コロナウイルスの感染拡大と長期化の見通しが高くなってきたことを踏まえ、4月26日〜6月30日の期間、不動産・住宅分野の全事業者向けに反響自動取り込みからリモート成約まで対応可能なLINE連携チャット接客とVRウェブ接客システムの無償提供を決定した。
3月15日に同社が実施した全国の不動産、住宅分野の事業者アンケートでも、来客数の減少で深刻な影響を受けている実態や3割の事業者が遠隔接客やウェブ接客を検討していることが分かった。非対面で成約まで実現するLINE連携チャット機能とVRウェブ接客システムを無償提供することで、少しでも事業者の役に立ちたいとしている。
VRウェブ接客システムでは、同社独自の特許技術である360度VRコンテンツの遠隔同期機能により、接客担当者と顧客が同じ360度VRコンテンツの画面を鮮明な画像で共有しながらビデオ会議をすることができる。また、画面共有される360度VRコンテンツは顧客と接客担当者の双方が操作可能。
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