マイボイスコム(東京都千代田区)はこのほど、3回目となる「インターネット広告」 に関する調査を実施し、その結果を発表した。直近1年間にインターネット広告が表示された人に、広告が表示された際に行ったことを聞いたところ、「広告を閉じた」、「広告を間違えてクリックした」が各37.1%、「広告をクリックした(意図的に)」が28.0%だった。「間違えてクリックした」は、女性10~30代で5割前後と他の層より高くなった。
直近1年間にインターネット広告が表示された人のうち、広告の内容を読むと答えた人は4割弱(「だいたい読む」が2.1%、「内容やタイミングなどによっては、読むこともある」が36.5%)。読んだ広告としては、「画面端に表示される画像の広告(バナー広告)」が26.0%で最多。「コンテンツや記事の間に表示される広告」「画面端に表示される動画の広告(動画広告)」「過去に購入・閲覧・検索した商品やサービスに関する広告」が各8~9%となった。
インターネット広告に対する考え方としては、「興味があるものや面白いものなら内容を読む」、「関係のない広告が表示されるとイライラする」、「操作を妨げられるので、わずらわしい」が各30%台となった。
インターネット広告で不快に感じるものは、「興味がない・関係ない内容」、「別画面やポップアップで自動的に表示される」、「画面の上や下に常に表示される(スクロールしても固定されている)」が各3割強。「スクロールに合わせて移動する」、「画面全体に表示される」、「動画サイトのスキップできない動画広告」「画面を開くと自動で再生される動画広告」などが各20%台となった。
直近1年間にインターネットを利用した際、どのような広告が表示されたか尋ねたところ、最も多かった回答は「バナー広告」(81.8%)。「動画広告」(56.5%)、「コンテンツや記事間の広告」(49.1%)、「動画サイトのスキップできる動画広告」(39.2%)と続いた。10~30代では、「SNSのタイムラインに表示される広告」、「動画サイトのスキップできる動画広告」、「動画サイトのスキップできない動画広告」の比率が高くなった。
調査期間は3月1日~5日。10~70代の男女10313人を対象に、インターネット調査を実施した。
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