小田急電鉄(東京都新宿区)とセコム(東京都渋谷区)はこのほど、両社の商品・サービス、顧客ネットワーク、知見等を活かし、小田急沿線での生活を豊かにする新たな仕組みの実現に向けて業務提携した。
第1弾として、高齢者や地域住民へのサポートサービスを提供する「セコム暮らしのパートナー久我山」が実証実験中のコミュニケーションロボット「BOCCO」(ユカイ工学製)による「コミュニケーションサービス」に、小田急グループが持つ生活支援サービスや小田急沿線情報の提供を付加したIoT見守りサービスを、今年夏頃を目途に「小田急くらしサポート」の顧客に向けて提供する。
「BOCCO」は、スマートフォン用アプリを使ってメッセージのやりとりができることが特徴。スマートフォンからメッセージを入力すると、家にあるロボットが再生したり、ロボット側から録音をすると、スマートフォンアプリでメッセージの確認ができるなど、家族でのコミュニケーション等で活用できる。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。