OKUTA(オクタ、埼玉県さいたま市)は4月7日、同社とその子会社を含むOKUTA Familyが政府による緊急事態宣言の発令に伴い、新型コロナウイルス感染拡大防止のための対策を講じると発表した。実施期間は原則、政府の緊急事態宣言発令期間に準じる。
OKUTA Familyでは、これまで取り組んできたオンライン相談の実施やショールームでの完全予約制対応、社員のピーク時間帯を避けた電車利用や在宅勤務などに加え、あらゆる活動を極限まで自粛し、社員に対して自宅待機・在宅勤務の指示と外出自粛の要請を行う。
ただし、緊急を要する工事、水回りなどのライフラインに関わる工事は、テレワークやオンラインシステムを最大限に活用して対応に努める。
緊急対応の受付を含むコールセンターを有するCRM事業部は、仮設分室を設置してコールセンターを2拠点で運営し、合理的にシフトを組む。これにより、3つの密(密閉・密集・密接)を避けるための感染防止対策を徹底して業務を行う。また、緊急事態発令期間中はコールセンターの営業時間を9~18時に変更する。
施工現場については、客・サプライヤー・OKUTAの三者合意のうえで施工の停止か稼働かの判断を行う。稼働する場合は、感染拡大を防ぐため、閉め切りでの作業は厳禁として常時換気を行い、同室多人数での作業は1.8m(一間)の間隔をあけ、検温、指定したマスクと手袋の着用、消毒を行い、感染防止対策を最大限講じた上で、状況を確認しながら慎重に行う。なお、今後の感染拡大状況をみてサプライヤーに対し、指定ゴーグルの着用を義務づける。
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