ルクレ(東京都港区)は4月7日、工事写真管理ソフト「蔵衛門御用達2020 Professional」の新機能として、出来形管理業務のIT化を加速する「出来形管理機能」の無料提供を開始した。国が推進する国土強靭化に不可欠なインフラ工事の省力化に貢献するもの。
新機能では、国土交通省の標準テンプレートを搭載するほか、自由度の高いカスタマイズ可能なCAD図面を436点収録。さらに、施工結果がひと目でわかるグラフの自動作成機能や、測定値を入力するだけで誤差を自動的に割り出す計算式を搭載する。出来形管理図表は、分かりやすい本棚UIで管理する。
そのほか、同社は今夏までにスマートフォンアプリ『蔵衛門出来形』を公開する予定。測量結果を現場で手袋を外さずに入力できる音声入力を搭載することで、作業の安全面にも配慮し、出来形管理業務のIT化を加速させる。測量結果は、パソコンの出来形管理図表へ自動反映される。また、蔵衛門電子小黒板シリーズと連携することで、測量結果が反映された黒板入りの工事写真を撮影することも可能となる。
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