(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)では、昨年度から実施している「バイオマスエネルギー転換要素技術開発」について今年度も共同研究提案の公募をスタート。 開発を期待するのは次の5要素技術。
[1] 高品質化のための要素技術・・・生成ガス・液体燃料の浄化技術、分離・濃縮技術
[2] 小型化・低コスト化の要素技術・・・間伐材・林地残材を発生地点で効率的に転換利用、前処理するシステム等の小型化技術、ガスエンジン等の低コスト化技術
[3] 高効率化のための要素技術・・・破砕・分別・脱水・水熱反応技術等の前処理技術、エネルギー変換プロセスの効率向上技術
[4] 環境に配慮した要素技術・・・発酵残渣再利用技術等
[5] その他
対象とするバイオマス種は限定しないが、賦存量が最も多い木質系を想定している。
なおNEDOではこの公募にあたり、説明会を実施。
[東日本]5月31日(火)神奈川県川崎・川崎日航ホテル
[中部・近畿]6月1日(水)大阪市・ニューオーサカホテル
[西日本]6月2日(木)福岡市・博多都ホテル
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