エイチームフィナジー(大阪市)はこのほど、「独身者の住宅購入についての意識調査」を実施し、その結果を発表した。現在、住宅の購入を検討しているか尋ねたところ、15.6%が「すでに購入している」と回答。「具体的に購入を検討している」が4.3%、「まだ具体的に検討していないが、いずれ検討したい」が17.0%となった。
「すでに住宅を購入している」と答えた割合が最も多かったのは50代後半の女性で35.7%。「すでに住宅を購入している」「具体的に購入を検討している」「まだ具体的に検討していないが、いずれ検討したい」をあわせた割合が最も多かったのは50代後半の男性で、45.7%となった。女性は40代よりも30代の方が住宅購入に積極的であることもわかった。
住宅の購入に積極的な人を対象に、購入したい住宅について質問したところ、「一戸建て」が51.4%、「マンション」が42.2%となった。
住宅購入に関心を持ったきっかけとして最も多かった回答は「賃貸の家賃を払い続けるのがもったいないから」(27.3%)。「老後のため」(21.6%)、「マイホーム購入の夢があるから」(15.2%)と続いた。購入を検討していない人の理由として最も多かった回答は「住宅ローンを払いたくないから」(43.6%)だった。
現在の住居は「実家」(52.0%)が最多。次いで「一人暮らし(賃貸)」(28.8%)となった。
調査期間は3月5日~9日。全国の30~59歳の独身者(男女)819人を対象に、インターネット調査を実施した。
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