伊藤忠都市開発(東京都港区)は、リクルートの結婚情報サービス『ゼクシィ』編集部と共同で「理想の新婚部屋」2プランを考案。今年2月に竣工した地上12階建て・総戸数79戸の新築賃貸マンション「クレヴィアリグゼ門前仲町」(東京都江東区)の一部住戸に採用した。
両社は、働き方や生活スタイル、マインドが多様化するいまの新婚夫婦に向けて、新しい間取り4プランを考案。このうち、人気投票(総数2614票)で1位と2位になったプランを新築賃貸マンションで具現化した。
第1位は「猫っぽカップルの気まま暮らし」を叶える部屋。
家事は協力しつつ1人時間も大切にしたいという共働き夫婦を想定し、相手が見え隠れするオープンシェルフで囲まれた寝室や小上がりなど、お互いの存在をさりげなく感じられる工夫を盛り込んだ。さらに、並んで身支度ができる2つの洗面化粧台、一段高い場所でふたりで調理ができるステージキッチン、仕事や勉強、ケンカ後のクールダウンに使える1人空間「おこもりDEN」などを設けた。
第2位は「七夕カップルの愛ある家庭内週末婚」を叶える部屋。
こちらは、休日や就寝時間など生活リズムが異なる共働き夫婦を想定。あえて夫婦別寝室とし、各自専用の洗面台、収納、下足入れ、ロフト等を設置することでケンカの種をなくし、2人でゆったり過ごせるようにLDKにリビングベッドを設けた。
第1位の部屋には168組から選定したモニターカップル1組が入居。新婚生活のようすを今年6月から専用HPで公開する予定だという。
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