不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)とデータ解析事業のアットホームラボ(東京都千代田区)は4月6日、全国の電力データ活用を推進する「グリッドデータバンク・ラボ有限責任事業組合」(東京都千代田区)に参画すると発表した。
両社は「グリッドデータバンク・ラボ」との連携により、電力データと不動産データを掛け合わせ、間取り別や付帯設備別など物件の特性と空室実態を踏まえた詳細な空室率推計データに関する研究を行う。また、投資判断や空室リスクを考慮した借上げエリアの検討、新規アパート・マンション建設時のエリア検討など、さまざまな業務の効率化と、新たな不動産の価値判定指標の研究に取り組む。
「グリッドデータバンク・ラボ」は、東京電力パワーグリッド、 関西電力送配電、中部電力、NTTデータを組合員とし、全国の電力会社が設置するスマートメーターなどの電力データを活用して社会実装に向けたユースケース実証や政策提言を行う。
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