建築系ITベンチャーのスタジオアンビルト(名古屋市)はこのほど、関東・東海圏でのみ利用可能だった間取り依頼サイト「madree(マドリー)」を、全国で利用可能とした。
注文住宅を検討しているユーザーがスマホから要望を入力すると、建築家・デザイナーが作成したオリジナルの間取りが届くというもの。登録している建築家は約5000人以上で、建て主が不満に感じることが多い間取りの質を向上、改善することができるという。
同サイトでは過去に依頼された間取り約600件を公開しており、ユーザーの個性や要望に合わせた質の高い間取りを確認可能。土地の広さや形、床面積や「坪庭」「家事ラク動線」など特徴からも検索できるなど、閲覧機能も充実させた。
同サイトの会員登録ユーザーは9000人以上、作成した間取りを紹介する公式Instagramでは10万フォロワーを達成するなど、家づくりの情報収集を行う多くの見込み客にリーチしている。同社は同サービスによって、新しい注文住宅のつくり方を提案していくという。
同社では、間取りを見ながら家づくりを進めたいというユーザーに対応するため、同サイトの間取りを持ち込み可能な住宅会社を募集している。5月からマドリーパートナーとして展開していく予定。問い合わせはこちらから。
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