エスビック(群馬県高崎市)とユニソン(愛知県豊田市)は、倒壊事故を防ぐ安全性の高い組積用空洞ブロック「TOUGHTO(タフト)」を共同開発し、発売した。
連続フェンス塀に安心して使えるよう、フェンスの柱を設置しモルタルを充填して一体固定できる設計。圧縮強さは一般的なブロック(C種)の約1.3倍で、風速40m/sの風に耐える強度があることを実証実験で確認した。
また、JISのほか、より厳しい安全基準とされる「日本建築学会 壁式構造配筋指針」をクリア。空洞部を大きくしたことで、施工時に鉄筋を覆うモルタルのかぶり厚さを十分に確保できる。
基本形横筋のサイズは160(正味厚150)×398×190mm。グレーとブラウンの2色。1万1260円/m2。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。