※新建ハウジング紙面から
魅力引き立て、幅広い顧客の心をつかむ
「開口部近傍に心地よさは宿る」—。建築家・伊礼智さんが設計する住宅に欠かせない「庭」という存在。その多くを手掛けるのが、造園家の荻野寿也さん(荻野寿也景観設計)だ。家づくりにとって庭は、建物予算を圧迫し、打ち合わせ時間を長引かせる“厄介もの”とされることも少なくない。これに対し荻野さんは、庭は、建築の魅力を引き立て、幅広い顧客の心をつかむ家づくりのカギになるとする。工務店は、家づくりにおいて庭をどう生かせばよいのか。荻野さんに聞いた。
昨年、伊礼さんらとスリランカを旅した。目当てはジェフリー・バワの建築を巡ること。彼の建築は中間領域の空間デザインが秀逸で、建物に居ながら周辺の緑を身近に感じられる仕掛けが随所に散りばめられている。夏の宵、エアコンが効いた部屋で飲むビールより、多少暑くても日陰で風通しのいいデッキで飲むビールの方がうまい、という感覚をきちんと理解して建築で体現している。
こうしたアジアの建築は、意外にも・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング』紙面 (3月30日号)に掲載しています。
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