公益社団法人インテリア産業協会(東京都新宿区)はこのほど、2019年度のインテリアコーディネーター資格試験およびキッチンスペシャリスト資格試験の結果概要を発表した。
第37回となるインテリアコーディネーター資格試験は、一次試験を10月13日、二次試験を12月8日に実施。一次試験の「学科」科目は6992人が受験し、2428人が合格、合格率は34.7%だった。二次試験の「プレゼンテーション・論文」科目は、一次合格者2303人と一次試験免除措置受験者1630人の合計3933人が受験し、1896人が合格。合格率は25.1%となった。
同試験の合格者は、女性が82.0%、39歳以下が70.0%と、若い女性の比率が高い傾向が続いている。地域別では、関東甲信越地区39.5%、関西地区18.4%、中部地区14.2%となり、大都市圏を含む3地区で全体の72.1%を占める。
キッチンスペシャリスト資格試験(第32回)は、12月8日に全国12地域で実施。受験申込者数は、学科と実技の両方を受験する総合タイプ571人、学科タイプ90人、実技タイプ201人だった。このうち資格取得対象受験者は703人で、合格者は222人、合格率は31.6%となった。
なお、2020年度の試験実施日が4月1日発表された。インテリアコーディネーター資格試験 一次試験:2020年10月11日(日)、二次試験:2020年12月06日(日)。キッチンスペシャリスト資格試験:2020年12月06日(日)。
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