戸建住宅の地盤調査・建物検査を手掛けるジャパンホームシールド(JHS、東京都墨田区)は3月31日、同社が開発に携わったスクリュードライバーサウンディング試験法(SDS試験法)について、一般財団法人ベターリビングから「技術審査証明」を取得したと発表した。
同試験法に対する2019年度の公的機関による技術認定は、昨年6月の国土交通省の新技術情報提供システム「NETIS」登録に続いて2件目。また、ベターリビングからの「技術審査証明」取得は、2011年、2013年、2017年に続いて4回目となる。今回の「技術審査証明」では、自沈判定荷重(Wsw)を正確に測定できる技術であることが評価された。
SDS試法は、地盤調査・解析170万棟の実績を持つ同社が、地盤事故ゼロを目指して開発に携わった地盤調査方法。回転トルク値などのデータを総合的に分析することでより正確な土質判定が可能になり、ボーリング調査の土質判定(砂と砂以外)との相関は85%以上の精度を持つのが特長。2010年の提供開始以来、同試験法を用いた地盤調査数は累計40万棟に達するという。
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