国土交通省は3月30日、技術検定に関するニーズの高まりを受け、技術検定試験の受検資格として国外の建設工事に関する実務経験も認めることとし、手続を定めたと発表した。4月から申請の受付を開始する。
なお、国外の実務経験を受検資格として技術検定試験を受検するには、受検申請の前に同省へ申請し、大臣認定書の交付を受ける必要がある。また、申請の内容によっては審査に相当な期間が掛かる場合があるため余裕を持って申請すること、さらに外国語の書類には和訳(公証手続を経たもの)が必要であることを注意喚起している。
そのほか、同省では2021年度試験から全ての技術検定において、日本語を母語としない受験者が受検しやすいよう、試験問題に使用されている漢字にふりがなを付すと同日発表した。一部の種目では、2020年度からふりがな付きの試験問題で行う。
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