リノべる(東京都渋谷区)はこのほど、リノベーションの施工管理プロセスの遠隔化に向けた実証実験を開始した。2020年度中の運用開始を目指す。
同実証実験では、MR(複合現実)やAR(拡張現実)など光学技術の活用、遠隔を前提としたコミュニケーションソフトウェアや、モバイルネットワークを介したVoIP(Voice over Internet Protocol)および動画のリアルタイム通信をもとに、施工管理業務への影響と実現手段を検証。隔化の実装においては、最大5割の関連工数削減を想定しているという。
遠隔管理の実現により、施工現場の訪問にかかる時間などを削減し、担当者がさらにクリエイティブで生産性の高い業務に時間をあてることで、顧客へのサービス提供価値や施工品質を向上させたいとする。
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