国土交通省は3月26日、建設業等における更なる品質確保・向上及び生産性の向上を目的とするi-Constructionの推進に向けた、ICT等に関係する基準要領等の制定・改定について発表した。
これまで制・改定した基準要領等(件数)は、「ICTの全面的な活用」の実施に関して(1)測量に関わる基準要領等(4件)、(2)施工管理に関わる基準要領等(27件)、「BIM/CIMの活用」に関して(3)全体に関わる基準要領等(10件)、(4)入札契約手続きから納品までに関わる基準要領等(10件)。
「ICTの全面的な活用」に関するものでは、施工機械の履歴データの有効活用に向けた基準の策定や、UAV空中写真測量の効率化に向けたICT関連基準類の改定を行った。「BIM/CIMの活用」では、BIM/CIM成果品の作成方法やその確認方法の規定など、後工程における活用を前提とした建設生産・管理システム全体での一貫したBIM/CIM活用に向けた基準・要領等の制・改定などを行った。
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