『新建ハウジング』3月30日号
工務店の危機に寄り添い、
半歩先を照らす。
発行人 三浦祐成
株式会社新建新聞社 代表取締役社長
私たちが新建ハウジングを創刊した25年前の1995年の春、日本は不安に包まれていました。阪神・淡路大震災。ハウスメーカーは木造住宅のリスクをアピール、工務店は苦境にありました。
地元の社会・経済に貢献しているのは工務店だ。そんな工務店の復権に貢献したい。良質な木造住宅が増えれば、そこで豊かに暮らす生活者が増え、社会・環境課題の解決にもつながる。その復権・普及に貢献したい。新建ハウジングはこんな想いで、この年の3月に創刊しました。
長野県内向け建設専門メディアだった私たちは「どこの馬の骨」状態でしたので、ニュースだけでなく、半歩先の課題とその解決手法の提案―「問題を発明する」ことで貢献し受け入れていただきたいと考えました。その想いを明文化したのが「変えよう!ニッポンの家づくり」というメディアポリシーです。
まず取り組んだのは、シックハウスという社会課題と強み構築という工務店課題の解決につながる自然素材×エコハウスの普及でした。その後も、受注という課題に対してマーケティングを。もっといい家にという課題に設計力向上を。もっといい会社にという課題に経営手法を。直近では、健康長寿・気候変動という社会課題に対して高性能化を―。
伝える手段も広げていきました。「新建ハウジング DIGITAL」「チカラボ@新建ハウジング」などのweb、「住宅産業大予測」「伊礼智の住宅設計作法」などの書籍、そしてカンファレンスや塾などへと。
そのなかで読者の皆様やクライアントの皆様にご支持・ご協力いただけるようになり・・・・
⇒ 続きは、最新号『新建ハウジング紙面 3月30日号』に掲載しています。
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