商業ビルのコンサルを行うスペーストラスト(東京都中央区)は、2011年8月~10月期における都内の主要繁華街(銀座・赤坂・新宿歌舞伎町・渋谷)の市場動向を公表した。
全体的にみると、前期(11年5月~7月期)と比べ成約賃料に大きな変動はなかった。例年は12月の繁忙期前に飲食店の出店希望が増加するが、今年は微増。一方で解約申し入れが増えており、内装の状態によっては新たな成約が難しくなるとした。
銀座では、東日本大震災により動きが鈍っていた事務所物件について、耐震ビルへの移転、震災の影響による減収で事業の統廃合や賃料の見直しを迫られての物件希望者が多かったとした。
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