国土交通省は3月25日、今年2月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種(型わく工(土木)、同(建築)、左官、とび工、鉄筋工(土木)、同(建築)、電工、配管工)の過不足率は0.7%の不足となり、不足幅は前月から0.3ポイント縮小。東北地域では0.0%の不足となり、不足幅は3.0ポイント縮小した。
職種別の状況では、鉄筋工(建築)を除く全職種が不足となった。不足が最も大きかったのは左官(2.4%)だった。地域別では、東北、沖縄で均衡、北陸で過剰、その他の地域で不足となった。不足率の最大は九州(2.7%)、ついで中国(2.0%)、関東(1.1%)、北海道(0.8%)などとなった。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国、東北地域とも「普通」となっている。
同調査は、2月10日~20日までの期間(日曜、休日を除く1日を対象)、1570社の手持現場8492カ所、一般工2万4634名を対象として調べたもの。
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